Pharmacist diary

薬、サッカーなど

肥満症治療の注意事項

ウゴービ皮下注(セマグルチド)

■効能又は効果:肥満症 

ただし、高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法、運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下に該当する場合に限る。

BMIが27kg/㎡以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する

BMIが35kg/㎡以上

 

■投与部位:皮下注射は腹部、大腿、上腕に行う

 

◆◆体重減少達成割合◆◆

◎1.7mg製剤:10%以上体重減少(41.8%)15%以上体重減少(24.5%)

◎2.4mg製剤:10%以上体重減少(60.6%)15%以上体重減少(40.9%)

 

■併用に注意すること 

血糖降下作用が増強するためインスリン製剤、SU剤などと併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがあるため、定期的な血糖測定を行い必要に応じ、これらの薬剤の減量を検討すること。

 

■副作用

悪心、下痢、嘔吐、便秘、消化不良など